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ロボトミー
ロボトミーの治療


ロボトミーって知っていますか?

私が大好きでたまらない漫画家、手塚治虫先生のブラックジャック。これに未収録作品があり、未だお蔵入りになっている作品がいくつかあります。その一つに「快楽の座」というロボトミーを題材とした作品があります。

この作品は、精神病を脳に取り付ける装置で治そうとする医師が、ある自閉症の患者の治療のため、彼の脳に心をコントロールする装置をつけるといったお話です。ところが、その患者は精神に異常をきたしてしまい傷害を起こします。結局、最後はブラックジャックがその装置を取り除き、めでたしめでたし・・といった内容です。
この作品は、当時ロボトミーを推進していた医師会からの圧力がかかったため、お蔵入りしたと言われています。

ブラックジャックが週間連載されていたのは、1973~78年です。そして、この「快楽の座」が掲載されたのが、少年チャンピオン 1975年1月20日発売のNo.4号。おそらく原稿は1974年の終わりに書かれていると思われます。アメリカでは1970年代にはほとんど姿を消したロボトミーですが、日本では、日本精神神経学会で「精神外科を否定する決議」が可決されてロボトミーがようやく完全に過去のものとなったのは1975年です。これから考えると、作品発表が後1年遅かったら、お蔵入りにならなかったのでは?と思うのですが。。うーん作品的には素晴らしと言われるので残念です。

ところで表題に戻りますが、そもそも「ロボトミー」とはどういうものかわかりますか?

ロボトミーとは、1935年頃、ポルトガルのリスボン医科大学神経外科医アントニオ・エガス・モニス博士が考案した治療法です。その手法は頭蓋骨にドリルで穴を開け、棒状の器具を差し込んで、一度前頭葉の神経線維を切断して、線維群の再結合を促すといったものです。おもに精神障害の治療法として、1940代までは頻繁に行われていました。1950年代からは抗精神薬や安全な電気治療が開発され、徐々に行われなくなり、現在ではロシア、チェコなどの一部の国でしか行われていないといいます。

ちなみに、漫画「ホムンクルス」で有名になった、トレパネーションは頭蓋骨のみに施すものであり、脳の硬膜をやぶらないので、ロボトミーとは違うものです。

いずれにしろ、脳神経学の進んだ今から考えると、危険な治療方法だなと思います。

なぜなら前頭葉には前頭連合野や運動野などがあり、周囲への関心や、知的機能、記憶、さらには運動の準備・遂行などに大きくかかわっているからです。つまり、そこを破壊するという行為は無気力、記憶力や知力の低下をまねくと想像できるからです。

最近、問題になっているゲーム脳によるキレる・無気力な子供も、この前頭葉の機能低下が原因と言われています。ゲームやパソコンのような自分の世界に閉じこもり、単純な作業を繰り返す動作には前頭葉は反応しませんから、前頭葉の機能はどんどん低下していくのです。

ゲームはいいとしても、情報化社会で、パソコンを使わないということは難しいでしょう。そう考えると、これから先、このような症状で悩む人が増えていくのではないでしょうか。

私が今学んでいる、カイロプラクティック神経学には、脳の機能低下を調べる検査があり、その機能低下を治療する方法もあります。まだまだ修行中の身ですが、こういった症状で悩む人たちが、回復する手助けが出来たらいいなと思います。そのためには頑張ってものにしていかなければなりません。

うーん。なんだか、ブログ書いてたらヤル気がでてきました。(笑)




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【2005/08/15 23:03】 カイロプラクティック | トラックバック(0) | コメント(0) |
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